読み書きプラス 1年のしめくくり

今年度も無事スーパーラーニングプランの修了式を迎えました。
どの子もそれぞれのペースで文字と仲良しになってくれたようです。

小学生スーパーラーニングプランは、60分の英会話レッスンと40分の読み書きプラス計100分のコースです。
読み書きプラスは、多読と大量筆写の二本柱で学習を進めます。

大量筆写はたくさん書くことですが、いい加減になぐり書きをたくさんしても、手が疲れるだけで効果はもうひとつ…

青山台教室では、まずアルファベットの文字一つひとつをじっくり見るところから始めます。
文字を家に見立てて4線上の位置を意識させます。

・大文字は全部2階建て
・小文字は1階、2階、地下1階

次に、一つの文字が4線のどこから始めてどこを通ってどこで終わっているのか、どんなパーツでできているかを観察しながら、ゆっくり書いていきます。

うまく書けない子も、お手本の文字をよく観察してゆっくり書くと、正しく書けるようになります。
そして、うまく書けるともっと書きたくなるようです。


(一番うまく書けたと思う文字に王冠をつけてくれました。)

書くことが楽しいと感じてもらえたところで、いよいよ大量筆写が始まります。
アルファベットの次は単語、文筆写、フォニックス単語の復習、文法学習へと進んでいきます。

多読は年間30冊の絵本を読みます。

絵本は、昔話、図鑑系、レシピ、ECCオリジナルストーリーなど、バラエティに富んだ内容で、各レベルの学習内容とうまくリンクしています。

絵本を読むことで、会話クラスの定型表現やフォニックス学習を復習することができます。

多読の状況はリーディングダイアリーに記録します。

読んだ語数をリーディングマイレージとして加算していきます。マイレージが貯まるのを楽しめるように、教室では毎年トラベルポスターを作っています。
2018年度は深海探検!

マイレージが貯まるごとに潜水艦が深海を進みます。

絵本を使ったアクティビティをします。

(オリジナル絵本の製作)

音読発表会もします。

修了式では、読み終えた30冊の中から「お気に入りトップ5」を選んで発表します。

最後に1年間の多読実績が表彰され、各レベルの年間目標マイレージが貯まった人は、ごほうびがもらえます。

今年のごほうびはバッジです。

小学生クラスの多読学習は、中学生クラスのシャドーイングへ、中3から高校生クラスの長文速読トレーニングへと移行していきます。

多読と大量筆写で鍛えられたこどもたちは、大量の英語情報への耐性がつき、長文リスニングにも長文読解にも、ひるむことなく真正面から取り組むことができるようです。
今後学習を続けるための大きな財産ですね。