3・4年継続生クラス。
今日のメインはCLILメソッドを使ったレッスンです。
CLILは「内容言語統合型学習」と言い、英語「を」学ぶのではなく、英語「で」知的活動を行うことにより外国語学習も行う方法です。
今日の学習テーマは「建物とその材料」。
This house is made of wood.
この家は木でできています。
This castle is made of rock.
この城は岩でできています。
This bridge is made of glass.
この橋はガラスでできています。
カードにある色々な建造物の材料を自分たちで考え当てていき、最後に自分のお気に入りの建造物の材料をプレゼンテーションします。
これだけで終わると何となく「やらされた感」が漂うこともあり、こどもたちがもっとワクワクするしかけはないものかと探っていました。
昨年「即興×リフレクション」のワークショップで同期の先生が提案された「自分だけのオリジナルハウス」はそのワクワクづくりにぴったりのアイディアで、今回さっそく取り入れさせていただきました。
こんなお家があったらおもしろい。
材料は何でもOK!
こどもたちにはこの2つのルールで自由に考えてもらいました。
それぞれのこどもたちが驚くような集中力で描くわ描くわ…
How do you say 風船 in English?
(風船って英語でなんていうの?)
How do you spell 任天堂スイッチ?
(任天堂スイッチってどうつづるの?)
こどもたちの「英語で言いたい」「英語で書きたい」という気持ちが触発され、活発な言語活動も始まりました。
こころとあたまをめいっぱい動かした後は、とってもすてきな作品を嬉々として発表してくれました。
This house is made of balloons.
風船でできたお家は中がフワフワだそうです。
This house is made of a soccer ball.
サッカーボールでできたお家、誰が住んでいるのかな?
This house is made of Nintendo Switch.
ゲームでできたお家は中もゲームの世界なのかしら?
This house is made of a ping-pong racket.
丸いドアを開けると誰が出てくるのかな?
この子は卓球を習っているそうです。
普段使っているラケットがお家にもなると思えたら、ラケットの扱いが変わるかもしれませんね。
翌週、house以外でもいいことにして再度取り組んでみると、ますますおもしろいことに…
This bath is made of pudding.
このお風呂はプリンでできています。
プリン風呂に入れるなら70階まで上がる〜?!
This hot spring is made of tea.
お茶でできた温泉に入るのは誰かな?
私の年代は「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉おやじを想像しまうのですが、かなり古いですね(笑)
This bath is made of a picture.
お風呂に入ろうと思ったら絵だった…
トリックアートみたいですね〜
This ○○ is made of ◇◇.
こどもたちの中で、このことばが実感できる時間になっていたら嬉しいです。