中学スーパー英語クラスでは、ターゲットの文法事項を使って自分のことを話す時間が毎回あります。
この日の中1クラスのターゲット文は
Are you 〜?
Yes, I am./ No, I’m not.
すでにお互いを知っているクラスで練習しても、わざとらしくて退屈な感じがします。あまり意欲的に話したくなりませんよね。
そこで、この会話練習を即興的なゲームにしてみました。
答えを固定して、質問者がその答えがもらえるような質問を考えていきます。
1分間に一番たくさん会話を成立させたペアが勝ちです。
会話練習をゲーム化すると、さっきまでのダラダラ退屈ムードが嘘のよう(笑)。どのペアも次々と質問を考えては答えていきます。
中でもおもしろかったのは、No, I’m not.バージョン。
最初は、(女子に)Are you a boy?程度の質問でしたが、そのうちNoだったらなんでもOKだということに気づいたようで、
Are you a dog?
Are you 100 years old?
など、真顔で尋ねられると思わず笑ってしまうような質問が続きました。
楽しみながら、自分のことばとして、何度も繰り返しターゲット文を口頭英作した中1生たち。気づかないうちに「意味理解を伴う音声面での定着」をはかったことになります。
この後はライティングドリルとホームワークブックでしっかり仕上げて、文法の引き出しに整理していってくださいね。