2018/5/4@梅田
グランフロントで開催中の現代美術展に行って来ました。
長男の大学でつくられた作品や、お世話になっている先生方の出展があるということで、ゴールデンウィークの梅田へ繰り出しました。
入場無料!というか、グランフロントのあちらこちらに展示があり、ショッピングしに来た人々の目にも留まります。
造形あり、絵画あり、映像あり、
ビルを背景に、雑踏をBGMにした展示空間。日が暮れると作品はライトアップされ、また違った存在感を醸し出します。
茨木市にも置かれている「サンチャイルド」。その大きさに圧倒されました。作者ヤノベケンジ氏の作品づくりのコンセプトを知ったのも今回初めてです。
彼のコンセプトは「現代社会におけるサヴァイヴァル」。東日本大震災で自分の中に起こった”impulse “が彼を動かしたそうです。
傷だらけになっても防護服を脱ぎ捨て、光を手に未来をを見据えるこどもの像に、復興再生の願いが込められています。
見上げたこどもの像に私の知っているこどもたちの姿が重なり、今後ますます困難になっていくであろう現代社会をたくましく生き抜いてほしいと、祈らされました。