2018/4/5@京都
「オペラ座の怪人」を見てきました。
劇団四季の京都劇場は初めてだったのですが、入口手前からレッドカーペットが延々と続いて、わけもなくワクワクさせるものがありました。
「オペラ座の怪人」を最初に見たのはニューヨークのブロードウェイです。学生でお金がなく、25ドルの立見席でしたが、疲れを感じることなく夢中で鑑賞しました。二階席に遮られ、シャンデリアが上がるのが見えなくて悔しい思いをしたことを今でも覚えています。
今回は次男と二人でS席に座り、シャンデリアを真下からじっくりと堪能しました。
オペラグラスもいらないくらい舞台に近く、様々なしかけを息を飲みながら楽しみました。
ニューヨークの数年後に、今度はサンフランシスコでもこのミュージカルを観ました。
新婚旅行で夫と一緒に行ったので、奮発していい席を取りました。
日本ではミュージカルの音楽はCDの演奏が多いですが、ニューヨークでもサンフランシスコでも、劇場ではオーケストラが生演奏していました。
舞台の真ん前のエリアは客席ではなく「オーケストラピット」と呼ばれる場所です。床が低くなっていて、そこにオーケストラがスタンバイします。そして、指揮者がお芝居に合わせてオーケストラの演奏をリードします。
オーケストラピットに面した客席は「オーケストラピット席」と呼ばれるリッチな席です。
(出典1.bp.blogspot.com)
新婚旅行の記念に、私たちはピット席を取り、オーケストラの演奏とミュージカルを存分に楽しみました。もうすっかり「オペラ座の怪人」ファンになり、2枚組のCDやマグネットまでおみやげに買いました。もちろん自分たちのためにです(笑)
そんなことを思い出しながら、「日本語だとよくわかるなぁ」と感心もしながら、やっぱり夢中で鑑賞しつづけた午後でした。