ECCジュニアでの会話レッスンのメインは「シンク&トーク」を使ったCLIL学習です。
シンク&トークは、英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学ぶためのテキストです。
SDGsで取り上げられているようなテーマについて協働的に学習する中で、こどもたちは英語ユーザーとして育っていきます。
小5・6年上級クラスでは、2つのユニットを使ってWater Issues (水の問題)について学びました。
① Water Shortage (水不足)
地球上の水は約98%が海水、残りも半分以上が氷山の氷です。飲める水は1%にも満たない貴重品‼️
この事実を学んだ子どもたちは水の節約について考えます。
顔を洗う時、水道の蛇口からではなく洗面器の水を使うと6リットル節約できる。
洗濯にお風呂の残り湯を使うと55リットル節約できる。
クラスメイトとアイディアをシェアしながら思考活動を進めていきます。
② Water Pollution (水質汚染)
大さじ1杯の牛乳を魚が住めるくらいきれいにするには、何リットルの水が必要でしょう?
答えはなんと、325リットル‼️お風呂2杯弱の量に相当します。
シンクに流すものがどれくらい河川を汚すのかを学んだあとは、いよいよ水をテーマにしたポスターづくり。
水不足と水質汚染について2枚のポスターを作成します。
それぞれに想いが表れていて、とっても素敵です!
さらに、ポスターを説明するスピーチをつくり、1人ずつプレゼンテーションをしてレッスンをしめくくりました。
かなりハイレベルな言語活動のはずなのに、楽しんでプレゼンする5、6年生たちが頼もしいひと時でした。