2018/8/26@吹田
阪急山田駅前の夢つながり未来館でEN SUITAの「POEM夕陽とりんごと天使たち」を見てきました。
JIクラスの八代実桜ちゃん(中2)から、出演するので見にきてほしいとお誘いをいただいたからです。
実桜ちゃんがお芝居に出ると聞いて、正直驚きました。ふだんの様子からは想像できなかったからです。彼女によると、前回お友だちの出演作を見て自分も参加したくなったということでした。
EN SUITAという名前も初めて聞くし(ごめんなさい!)、他でもない実桜ちゃんが参加したくなるようなお芝居って、どんな作品を作る集団なんだろう?とワクワクしながら会場へ入りました。
青少年施設の多目的ホールなので、こじんまりとしてステージはありません。前方は桟敷席、中央はベンチ席、後方は椅子席となっています。靴袋をもらって自分の靴を入れ、裸足で上がります。ん?なんか懐かしい感じ…私が学生劇団にいた頃よく使っていた、関大の「特講ロビー」を思い出します。当時は小劇場ブームで色んなところに芝居小屋があり、靴袋をもらって入るところもありました(^^)
今回のお芝居は1時間半、出演者は中高生がほとんどと言った感じです。
受胎した卵細胞がママのお腹の中で赤ちゃんになっていく、その期間の一部を切り取った設定ですが、随所に詩が織り込まれ、ダンスあり、アカペラあり、それもかなりのハイレベルな出来でとても見応えがありました。なんと細胞たちが登場人物として現れ、ほとんどが集団シーンにもかかわらず、1つの体のように思える瞬間もある不思議なセリフ回しで、「いのち」「たましい」「存在」について改めて考えさせられる作品でした。
今回関わったティーンたちが、たくさんの素敵な詩にふれることができたということも嬉しかったです。
実桜ちゃん、お疲れさまでした。これからも若い感性を磨き続けてほしいです。