英検®︎使えないの?

2018/3/26 大学入試センターは、2020年度に始まる大学入学共通テスト(旧センター試験)で受験可能な英語の民間試験として、実用英語技能検定(英検)、TOEICなど7種類を認定しました。
(↓日経新聞ウェブサイト)
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO28577840W8A320C1CR8000

このうち、おなじみ英検の従来の方法が認められなかったことで、「英検、使えないの?」と驚いている方もいらっしゃるようです。
まずは安心してください、使えますよ(笑)
試験内容や難易度もこれまでと変わりません。
共通テストに使う英検だけ形式が変わる、ここが新しい点です。

従来の英検は、一次試験に合格した人だけが二次のスピーキングテストを受けられるもので、「四技能を一回で試験する」という共通テストの条件に合わないそうです。英検協会はその条件を踏まえ、共通テストに使える形式を提案し、こちらはしっかり認定されています。


(英検協会ウェブサイトより)

経費がかかるため仕方がないのでしょうが、新形式はかなり受験料が高くなりますね。
これはあくまで共通テストについてのみの話で、私立大学や一般の英検資格についてはこれまでどおり従来の形式が使えます。

スピーキングテストがきちんと対面式であることと、受験料が割安であるという理由で、やはり私は従来型をお勧めします。従来型で鍛えておいて、高3になったら必要最低限の回数だけ新形式を受験するのが良いのではないかな、というのが現在の感想です。