同志社英語大会に教室生が出場しました

2019/2/11@京都 今出川
第8回同志社英語大会 立石杯にJAクラスの池部太智くんが出場しました。
※ご本人に掲載の許可を得ています。

学校法人枠から3名という狭き門をくぐり抜け、4分を超える長いスピーチに挑戦すると聞き、これはぜひとも観覧させていただきたいと保護者にお願いしました。

この英語大会は、国際主義教育の一環として寄付金によって運営されているそうです。
同志社法人の学校だけでなく、近江兄弟社や新島学園の生徒も出場されています。

会場は同志社大学今出川キャンパス。
地下鉄今出川駅を降りると、レンガ造りのステキな建物がたくさん見えます。

寒梅館ハーディホールは2階席もある立派なホールです。

ミッションスクールらしく、讃美歌と聖書朗読で始まります。出場者のためにお祈りしてもらえると、落ち着いて始められますね。

小学生の暗誦は、創立者 新島襄氏の伝記や聖書の物語です。同志社教育ここにありといった感じで、ECCとはカルチャーが違っておもしろい(^^)

中学生はD部門(国内で英語を学習)とI部門(英語圏で一定期間以上学習)に分かれ、D部門はさらに暗誦の部とスピーチの部に分かれます。
高校生はD部門・I部門ともにスピーチの発表です。

太智くんはD部門の暗誦の部で発表しました。
タイトルは
President Obama’s Speech in Hiroshima, Japan
オバマ大統領の広島での平和スピーチです。

何度も原稿を見直し、何度も何度も練習して臨んだ晴れ舞台。
「期日までに覚えられるかなぁ」と不安を口にしながらも、やるしかないと、ひたすら覚えて迎えた本番の日。
本当に演説を聞いているかのような、とても力強いスピーチの暗誦でした!
緩急や間の取り方、ゼスチャーなど、よくここまで考えて仕上げたなぁと感心してしまいました。

出場者はみんな本当によく準備された素晴らしい発表をしてくれました。
スピーチの部では、中高生でもここまで問題意識を持てるのか、と驚きました。
国際色豊かな学校ということもあり、マイノリティや帰国生の問題をパーソナルエピソードも交えて訴えるスピーチが印象的でした。

日本の未来、世界の未来を担う子どもたちの頼もしい一面を見せてもらい、感動の一日でした。
太智くん、そして出場者のみなさん、お疲れさまでした!